出雲大社

縁結びの神様として日本一有名なパワースポット

出雲大社は、正式には「いずもおおやしろ」と呼び、縁結びの神様として名高い大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る、神話の時代からの歴史ある神社です。
旧暦10月は出雲地方では「神在月」と呼ばれており、この時期には全国から八百万の神々が出雲に集い、様々なご縁に関する話し合いがなされると伝わっています。
境内には、大国主大神と因幡のシロウサギの出雲神話にちなんで、たくさんのかわいいウサギの石像もあり人気です。

住所 島根県出雲市大社町杵築東195
お問合せ先 TEL:0853-53-3100
駐車場 出雲大社大駐車場(無料)他
関連情報 公式サイト

境内の隠れパワースポット素鵞社と八雲山

ご本殿の北側には、スサノオノミコトを祀る素鵞社(そがのやしろ)があります。
稲佐の浜から持参した砂をお社の下にある御砂と交換し、持ち帰って家の周囲にまくと清められるといいます。

また素鵞社の背後には、聖なる山として禁足地になっている八雲山がそびえていますが、ここでは八雲山の岩が露出していて、聖なる山のパワーに触れることができます。

神在月の出雲大社

出雲大社では、神在月である旧暦10月に様々な神事が行われ、多くの参拝客でにぎわいます。

まず神在祭前夜の旧暦10月10日に、出雲大社西1kmにある稲佐の浜で全国の神々をお迎えする神迎神事が行われます。
お迎えした神々は、出雲大社の神職たちによって「神迎の道」と呼ばれる通りを通って、出雲大社神楽殿に案内され、神迎祭が催されます。

そして翌旧暦10月11日から17日までの7日間、神在祭や縁結び大祭など一連の神在月神事が執り行われます。
この間全国の神々は、出雲大社で人生様々な事柄に関する神議り(かむはかり)をされ、この時に人々の「ご縁」についても、話し合いがなされると言われています。

また神々は出雲に滞在されている期間、出雲大社ご本殿の東西にある十九社(じゅうくしゃ)に宿泊されるのだそうです。
普段閉まっている十九社の扉がこの期間だけ開かれます。
全国から集まられた神々にお願い事をしようと、十九社の前にも行列ができます。

そして出雲大社では、旧暦10月17日と26日の2回にわたり、神々をお送りする神等去出祭(からさでさい)が行われ、神在祭の幕が閉じます。

出雲大社境内の花

出雲大社の境内は自然豊かで、ツツジや藤、ショウブ、アジサイ、モミジなど様々な花木が植えられており、四季折々の風景が楽しめます。
春には約200本のソメイヨシノが神聖な神苑を彩ります。