神在祭を終えた神々の神宴と出発の地
万九千(まんくせん)神社は、毎年の神在月(旧暦10月)に全国から出雲へ参集された八百万神が最後にお立ち寄りになり、神議りと神宴(直会/なおらえ)を催された後、同月26日にここからお旅立ち(神等去出/からさで)なさるといわれています。
通常の神社と異なって本殿がなく、拝殿背後の磐座を拝する形となっています。
ご祭神は櫛御気奴命、大穴牟遅命、少彦名命の三柱。
境内には、ご祭神の大穴牟遅命(大国主命)を助けた、ねずみの石像がたくさんあります。
また境内には、立虫神社(たちむしじんじゃ)もあります。
元々斐伊川の中州にあり、地元の氏神・鎮守の神として崇敬されていましたが、江戸時代に斐伊川の洪水の影響から、万九千神社の境内に移されました。
住所 | 島根県出雲市斐川町併川258 |
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お問合せ先 | TEL:0853-72-9412 |
営業時間 | 9:00~17:00(社務所) |
駐車場 | あり(無料) |
関連情報 | 公式サイト |